聲の形 視聴

2016年9月に公開された、聲の形を視聴。キャッチコピーは「君に生きるのを手伝ってほしい」。アニメーション制作は京都アニメーション

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あらすじ(公式サイトより)

”退屈すること”を何よりも嫌う少年、石田将也。

ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。

やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。”ある出来事”以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪れる。

これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語――。

主人公の石田将也ならびにクラスメイトたちは、転校生の西宮硝子(耳が聞こえない)へのいじめを行っていましたが、次第にエスカレートし、ついに校長にまでバレてしまいます。するとすべての責任が将也一人に押し付けられ、将也は周囲から孤立することに。それは5年経って高校3年生になっても変わらず、ついには自殺寸前まで追い込まれます。未遂に終わりますが、学校での孤独な日々は変わらず。そんな彼が偶然硝子と出会うことで、彼が再び周りの人たちと向き合っていく…というお話です。

最初の数十分だけだと、「こいつらクズじゃねーか」としか思わないんですが、最後まで見ると「友達はいいものだ」になるわけです。

この作品のテーマとしては、「友達って何だろう?」と「人と人とのコミュニケーション」…といったところでしょうか。過去に大きな過ちを起こしてし、独りぼっちになってしまった将也が、周りの人とのコミュニケーションを通じて、過去の、そして現在の友達と和解していく。もちろんそれは簡単にいくわけがないんですが、それでも将也は諦めずに自分を取り戻していきます。

ストーリーはもちろん面白かったんですが、作画や背景、音楽も安定していて魅力のあるものでした。さすが京都アニメーション