2005年11月に公開された、仮面ライダー THE FIRSTを視聴。キャッチコピーは「継ぐのは、魂。」「時を経て遂に現れた、これが『原点(オリジナル)』だ!」。
ストーリー(東映ビデオ株式会社より)
一見平和に見える人間社会、だがその影に“ショッカー”と呼ばれる謎の組織が暗躍していることは誰にも知られていなかった…。
城南大学大学院で水の結晶を研究する若き科学者・本郷猛。頭脳明晰な彼は、ある日コウモリのマスクを被った不気味な男に連れ去られてしまう…。彼を拉致した“ショッカー”は猛に特殊な手術を施し、バッタの改造人間=仮面ライダー1号へと改造。意のままに操り、その尖兵としていた。
その頃、雑誌記者の緑川あすかは「怪人」があらわれるという都市伝説の取材をしていた。そしてフィアンセの矢野克彦と共に最後の目撃者を追いかけていたが、突如ふたりの目の前に蜘蛛のマスクを付けた怪人=スパイダーと仮面ライダー1号が姿をあらわす。1号は克彦に手をかけるが、ふとしたきっかけで猛としての自我を取り戻す。猛はスパイダーから克彦を助けようとするが、すでに彼は息絶えていた。その様子を見ていたあすかは、猛が克彦を殺したものだと思いこみ、彼に激しい憎しみを向ける…。
一方、ショッカーは猛を裏切り者として、彼の抹殺を目論んでいた。そのため新たな改造人間が用意される。その姿は本郷猛の変身した姿=仮面ライダー1号と、そして克彦に瓜二つの男・一文字隼人であった……。
1971年に放送された初代仮面ライダーのリメイク作品。仮面ライダーという名前がついていますが、僕が今まで見てきた仮面ライダーとはかなり違います。
一番驚いたのが変身の仕方。普通はポーズをとりながら「変身!」と言ってスーツが形成されていくんですが。今回活躍する1号と2号、出てくる怪人(ショッカー)などは「変身!」とは言わずに仮面を直接顔に被ります。なお、首から下のスーツは一瞬で形成される模様。またCGによる技などの処理もあまり出てこず、生身のアクションがほとんどです。
なお途中で「このシーンいるか?」と感じることがありましたが、最後まで見てみると「ああそういうことだったのね」ってなりました。見事に騙されましたわ。