麻雀の和了ベスト3 倍満 10翻編

また1ヶ月ほど空いてしまいました。この間に書けそうなネタはいくつかあったんですが、全然更新できてなかったな。目安としては週に2〜3回なんですが、何とかならないものか。

 

さて、今回は10翻になります。倍満はここまででですね。ただ、倍満は倍満でも最も翻数の高い倍満。前回の記事でも話したように、ここからは登場回数で言えば通常の役満の回数よりも少なくなります。なので、「この役の組み合わせでの和了は、今後出るかどうか分からない」となるものがあるかもしれません。

 

【東1局0本場/東家/副露/ツモ】第3位:發 中 対々和 混老頭 小三元 混一色 24000+1000

白を引けていれば大三元(役満)でした

待ち牌:一筒・白

混老頭は8翻編の時に紹介しましたが、今回はそれに小三元が加わりました。どちらも実質4翻なので、これらが組み合わされば倍満が確定します。さらに混一色や他の役牌、ドラがあると3倍満や数え役満が見えてくることも。

…と、ここまで聞けば高い点数が取れる役だと考えそうですが。混老頭小三元どちらも出現自体が低いです。確率で言うと役満の次、0.1%くらいでしょうか。どちらか片方だけだとそれぞれ5〜60回はありますが、両方を含める場合上記のを合わせても2回しかなかったです。まあそんなもんだよね。配牌時点で么九牌が7〜8枚あり、対子も2〜3組あってようやく「お、じゃあ狙ってみるか」くらいの認識なので。

 

【東4局0本場/西家/門前/ツモ】第2位:中 立直 門前清自摸嶺上開花 一気通貫 ドラ4 16000+2000

嶺上開花が出た時はちょっと嬉しくなります

待ち牌:一索・四索・七索

咲-Saki-の主人公、宮永咲の得意技にこの嶺上開花という役があります。ただし「聴牌時、槓をしてツモってきた牌で和了する」必要があるため、こちらも出る頻度が低め。なのに1翻なので、珍しいが割に合ってない役とも言えます。

今回は高めが引けて一気通貫ができたこと、ドラが乗ったことでここまでいけた感じですね。普段の嶺上開花和了できたとしてもそんなに得点にはなりません。

後コンピューターは絶対に槓をしないので、この役で和了することはまず有り得ません。これまで1000時間以上対戦してきましたが、暗槓・大明槓・加槓に関係なく一度もしませんでした。そういう風に設計されているんでしょうね。

 

【東1局0本場/西家/門前/ツモ】第1位:立直 門前清自摸和 断么九 一盃口 清一色 16000+3000

門前で清一色役満並みに難しいとか

待ち牌:二索・五索・七索

萬子・筒子・索子のどれか1種類の牌で面子を完成させると、清一色という役になります。副露しても満貫、門前だと跳満が確定するので、ここに立直をかけたりドラが乗ったりすると、軽く倍満はいくという大物手。

ただしこの役で和了する時には、2つのデメリットがあります。1つは捨て牌が極端に偏るので、ツモに頼るしかなくなるということ。もう1つは待ちが複雑になるということ。現実でやるとこれらの問題が出てきますが、この麻雀スタジアムでは

  • 1つ目のデメリットは、コンピューターの思考力が低いのでロンできることもある
  • 2つ目のデメリットは、聴牌した時に待ち牌を自動で出してくれる

で打ち消せるので、割といけるんじゃないでしょうか?

実際これまでの成績で8〜9割くらいは門前で和了できてます。もちろん前提として「聴牌すること」自体が難しいので、聴牌前や立直後に他家にツモやロンされたらガッカリするのは間違いないですが。

ちなみに上記の待ちですが、

2の場合→222/234/345/666/77

5の場合(画像)→222/345/345/666/77

7の場合→22/234/345/666/777

となります。5の場合のみ一盃口も追加ですが、いずれも清一色と断么九がつくので立直をかけていれば倍満は確定。一発ツモで5を引いた場合は三倍満でした。

 

以上、10翻編でした。次回は3倍満編…ではなく、「珍しいと思った満貫・跳満」について2つ書いていきます。