抽選で奇跡

僕が通っている大学で、ある授業中に起こった話です。

その授業は大学の中でもかなり広いと言われる講義室でありました。200~250人は入れます。しかしその講義室ですら満員となり、外にも何十人といるという状態でした。今思えば300人以上はいたんじゃないかな。

担当教員は「このままでは授業ができないので抽選を行います」と言い、紙を配布。学籍番号を紙に書いて教員に渡し、シャッフルして適当に抜いた紙に書いてある学籍番号が、この授業を受けることができる…というもの。

当選人数は150人と断言。競争率は2倍越え。

 

僕は昔から運が無い方でした。ビンゴ大会では全くビンゴにならず、リーチすらかからない。運ゲーと呼ばれるマリオカートでは下位が多め。その他、運任せの出来事にはことごとく外れるというパターンが多く、今回も外れるのかな…と思っていました。

と、抽選を始めようとした時に先生が一言。

「まずこの中から2枚引いて、その人は当選です。そして抽選のお手伝いをしてもらいます」

マジか…当たった人はすげー運がいいんだろうなーと思った途端。

「〇〇〇〇〇(僕の学籍番号)、XXXX君!(僕の名前)」

 

 

 

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(心の中で↑の言葉を叫ぶ!!)

 

奇跡……ッ!まさに奇跡であるッ!300分の2…つまり150分の1の確率で僕が選ばれたのだからッッ!!

 

その後は抽選を手伝って、予定通り受講者を150人まで絞りました。

終わった後に落選者が全員教室から出ると…見事にスッカスカ。これ、200人でも良かったんじゃ?もう終わったから仕方ないけどさ。

とりあえずこれで安心して授業が受けられます。履修登録を組み直す必要もなし。その分、テストで頑張らないとね。