仮面ライダーW 視聴

2009年9月〜2010年8月にかけて放送された、仮面ライダーWの視聴が完了しました。

 

【概要】
  • 放送形態:4クール
  • エピソード:全49話
  • ジャンル:特撮テレビドラマ
  • キャッチコピー:「俺たちは / 僕たちは、二人で一人の仮面ライダーさ」
  • 話数カウント:第○○(数字)話
  • サブタイトルの法則:○○/××(○○にはアルファベットが入る)
  • 視聴方法:BS松竹東急(2024年10月〜2025年6月に再放送)

初心者でも楽しめる作品です
◇◆◇イントロダクション(Amazon紹介サイトより)◇◆◇

エコの街「風都ふうと」。風が豊富に吹く土地で、いたるところに風車が回っている。一見平和に見えるこの理想都市の裏側では、奇妙な犯罪が横行していた。

ドーパント」…USBメモリのようなアイテム「ガイアメモリ」を突き刺すと人間は、そう呼ばれる超人になるという。

ドーパントが起こす奇怪な事件の数々に、左翔太郎とフィリップが立ち向かう。二人は、「ふたりでひとりの仮面ライダー」なのだ!!

 

また1ヶ月以上放置してしまいました。この1ヶ月であったことと言えば、

①ようやく親知らず関連の問題が終了した→現時点で特に問題はなし

②3年目なのにボーナスがそれほど貰えなかった→税金取り過ぎじゃないか?

Amazon Prime Dayで買い物をした→セールで割引してるし買いたくなるよね

くらいです。③については何を買ったのかや、使ってみた感想などを記事にしていきます。②については、2〜300文字くらいの愚痴をダラダラ書くだけになるのでやめました。

 

さて、話は変わって前回に続き特撮感想の記事です。今回は平成仮面ライダーシリーズ第11作のW。数々の名作が生まれたこのシリーズですが、放送終了から15年近く経った今でもなお、高い人気を誇る作品となっています。この続編が漫画になって、それがアニメ化、昨年は劇場アニメも上映されたくらいですからね。

 

全体的な感想

自称ハードボイルドハーフボイルド探偵・左翔太郎と地球ほしの本棚という能力を持つ謎の少年・フィリップ。2人の出会いから始まり、時には反発し、時には支えになりながら仮面ライダーとなって風都を守り続け、やがて唯一無二の「相棒」になっていきます。

探偵ものという設定から依頼者が来る→事件が起こる(または既に起こっている)→事件の謎を解く→犯人を退治して解決、というのが大体のパターンですが、このシナリオが凄く良くできているんですね。それらの中でガイアメモリの謎登場人物の過去、裏で進行していく敵組織「ミュージアム(園咲家)」のドラマなどが上手い具合に組み込まれており、散りばめられた伏線もきっちり回収しています。物語としての区切りを迎える第48話は、感動すること間違いなしでしょう。

 

良かった点

2人で1人に変身することや、左右で色が違うデザインは中々のインパクトがあるものの、途中で気にならなくなります。何故なら劇中で動く姿がスタイリッシュでカッコいいから。相手によってどのメモリを使えばいいのかというのは、視覚的にも戦闘スタイルにも明確な違いが出ているため、分かりやすかったです。

またバイクシーンも最近の作品と比べると、(クウガ〜剣ほどではないにしろ)乗る回数も時間も全然違って見所があります。この頃はまだ規制が緩かったのかな?ライダーなんだからこれくらいはあってほしいよね。

本当に、何回見ても飽きないし面白いです。2009〜10年当時、小6〜中1だったリアルタイムでの視聴、2018年〜19年と2022年にYouTubeでの配信にて視聴、そして今回のBS松竹東急での視聴。つまり4周ということで、仮面ライダーシリーズの中で最も多く周回していることになりますね。このうち2周目に関しては、今のボリュームほどではありますが書いています。

おそらく今後放送・配信されることになったとしても5周目・6周目…と見続けることでしょう。

 

気になった点

基本的に2話完結(最終話のみ1話完結)のスタイルが続いていくのですが、中盤のエピソードではちょっとマンネリっぽくなってしまったかな?と思うことがありました。とはいえ決して無駄ではなく、物語としては進んでいるため些細な点に過ぎません。

またCGやエフェクトの技術が時代を感じる部分はあります。こちらも15年以上前の作品であるため仕方ないことであり、これによって作品全体の面白さを損なうというわけではありません。CGでやらないと出来ないシーンもあるからね。

 

点数

90点

文句なしの傑作です。

「2人で1人の仮面ライダー」という斬新な設定から始まり、綿密に作り込まれたシナリオや設定、味方も敵も個性溢れる魅力的なキャラクター、バイクを含むアクションシーンなど、探偵もののドラマとしての完成度はかなり高め。

それこそ子供から大人まで、特撮ファンから普段特撮を見ない人まで誰もが楽しむことができます。

 

以上、特撮「仮面ライダーW」の感想でした。

仮面ライダーシリーズって、どの作品から見ればいいの?」という方にはもちろん、「小さい頃見ていたけどどんな感じだったっけ?」という方にも、ぜひもう一度見ていただきたい作品となっています。

最後に、街を泣かせる悪党に彼らが永遠に投げかけ続けるあの言葉で締めるとしましょう。

さぁ、お前の罪を数えろ!