2020年夏アニメの1つである、魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~を視聴。1クール、全13話。ジャンルはハイファンタジー、学園。キャッチコピーは「偽りの魔王から世界を解き放つ――」。話数カウントは「○○(数字がそのまま入る)」。サブタイトルの法則は特になし。アニメーション制作はSILVER LINK.。
ストーリー(公式サイトより)
二千年の時を経て蘇った暴虐の魔王――
だが、魔王候補を育てる学院の適性――《不適合》!?
人を、精霊を、神々すらも滅ぼしながら、延々と続く闘争に飽き、平和な世の中を夢見て転生した暴虐の魔王「アノス・ヴォルディゴード」。しかし二千年後、転生した彼を待っていたのは平和に慣れて弱くなりすぎた子孫たちと、衰退を極めた魔法の数々だった。
魔王の生まれ変わりと目される者を集め教育する"魔王学院"に入学したアノスだが、学院は彼の力を見抜けず不適合者の烙印を押す始末。さらには、伝説の魔王は自分とはまったくの別人という事になっていた。
誰からも格下と侮られる中、ただひとり親身になってくれる少女ミーシャを配下に加え、不適合者(魔王)が、魔族のヒエラルキーを駆け上がる!!
「摂理だろうと運命だろうと、奇跡だろうと、俺の眼前ではただひれ伏し消えるのみだ。」
暴虐の限りを尽くした最強の魔王アノス。しかし彼は本心では争いを好まず、平和を願っていました。そこに現れた勇者カノンに倒され、2000年後の世界へと転生します。
彼の戦闘能力は転生前と同等であり、強いとか凄いとかいったものを通り越して、意味不明なレベルになっています。今まで見てきたアニメの主人公の中では最強なんじゃないかな。どんな状況に陥ったとしても「そんなことをしたくらいで俺が死ぬとでも思ったか?」の台詞と共に敵を一蹴。仮面ライダーで例えるならオーマジオウと戦うようなものでしょうか。オーマは魔王のアナグラムだし、どこか似たものを感じますね。
これが普通の一般人だったらとっくに何十回、いや何百回も死んでます。それだけ理不尽な展開が続くし、敵もヤバいくらい強いのが次々に出てくるんですが、「アノスなら大丈夫だろ」という安心感よ。ここまで規格外だと世界すらも簡単に破壊できそう。