デカダンス 視聴

2020年夏アニメの1つである、デカダンスを視聴。1クール、全12話。ジャンルはSF、アクション。キャッチコピーは「生きる世界は自分が決める」。話数カウントは「#○○」。サブタイトルの法則は「英単語または英文」であること。アニメーション制作はNUT。

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ストーリー(公式サイトより)

突如として姿を現した未知の生命体《ガドル》により、人類が滅亡の危機に陥ってから、長い年月が過ぎた。生き残った人々は《ガドル》の脅威から身を護るため、全高3000Mの巨大な移動要塞《デカダンス》を建造し、日々を暮らしていた。

デカダンス》に住まうのは、日夜《ガドル》と戦う戦士たち《ギア》と、戦う力を持たない《タンカー》たち。ガドルと戦う戦士《ギア》に憧れ、自らも《ギア》になることを夢見る《タンカー》の少女・ナツメは、ある日、無愛想なデカダンスの装甲修理人・カブラギと出会う。

夢を諦めない前向きな少女と夢を諦めたリアリストの男。一見正反対のように見える二人の出会いは、やがてこの世界の未来を大きく揺るがすことになる。 

デカダンスとは「堕落」や「退廃」といった意味を持ちます。その名の通り、この作品の世界は荒廃しており、人類は移動する要塞、デカダンスに住みながらガドルと戦っていました。この拠点は強力なビーム兵器も備えており、ガドルを殲滅する時に役に立ちます。

…こういう設定だけでも十分に面白そうなんですが、序盤にてこの世界が「作られたもの」であったことにさらに驚きました。ソードアート・オンラインに登場するアンダーワールドみたいなものか? 敵であるガドルも「デカダンス」というゲームを楽しくするために作られたもの。カブラギたちの他多くのプレイヤーは、リアル世界ではずんぐりむっくりなロボットのような姿であり、ゲーム世界に「ログイン」することで見た目が人間になります。

さらにリアルでは全てがシステムによって管理されており、バグや欠陥が見つかると即座に排除される仕組み。こういう平和に見える世界ほど、本当はディストピアでしたっていうパターンは多いよね。