2019年夏アニメの1つである、戦姫絶唱シンフォギアXVを視聴。1クール、全13話。ジャンルはSF、変身ヒロイン、戦闘美少女。キャッチコピーは「繋ぐこの手には――神を殺す力がある。」。話数カウントは「EPISODE ○○」。サブタイトルの法則は特になし。アニメーション制作はサテライト。
ストーリー(公式サイトより)
神の力を以ってして、神そのものを討ち斃さんとした原初のヒトガタ、アダム・ヴァイスハウプトは、サンジェルマンたちの理想の源であるラピス・フィロソフィカスにて黄金錬成されたシンフォギアによって撃槍される。
暗躍してきたパヴァリア光明結社はここに瓦解し、その残党は、各国機関の活躍によって追い詰められていくのであった。
そして――追い詰められているのはパヴァリア光明結社だけではない。
かつての超大国アメリカもまた、日本に向けた反応兵器の発射事実を非難・追及され、国際社会からの孤立を招いていた。
閉塞した状況は、新たな世界規模闘争の火種にもなりかねないため、速やかなる政治的解決が望まれているが、複雑に絡む国家間の思惑は軋みをあげるばかりで、遅々として進んでいない。
当該国である日本も、アメリカとの協調政策を打ち出して関係修復をアピールしているものの、どこかうすら寒い表面的なムードに終始して、局面打開には至っていない。
いまだ見えない世界の行く末。
さらに、張りつめた空気はここにも。
都内ランドマーク各所が一望できる、デートスポットとしても人気の大観覧車のゴンドラに乗っているのは、私立リディアン音楽院に通う高校生、立花響と小日向未来。
ふたりが手にした鯛焼きは白玉入りであり、絶品。甘すぎず、まるでぜんざいもかくやという口当たりの餡は申し分が無かった。
それでも、ふたりの間に緊張が走るのは、何の気なしに未来が響に発した、問い掛けに始まるものであった。
返答に窮した響の胸の奥にあるものは、果たして。
過去から現在に向けて紡がれたいくつもの物語は、XVに集束していく。
聖骸を巡る攻防は、どこまでも真夏の只中。
はじける湖面を舞台に、少女たちの歌声が輝きを放つ。
2012年から続くシンフォギアシリーズの第5期。今回でテレビシリーズは完結となります。時系列としては4期より3ヶ月後。年末から始まり、最終話では桜の花が見えたので3月末あたりでしょうか。1期の1話からは4年弱、響がシンフォギアを纏ってからは2年弱の月日が流れてます。
今回の敵はノーブルレッドと呼ばれる、パヴァリア光明結社の残党。といっても彼女たちは錬金術師というよりは化け物といったところですね。合計3人いるんですが、1人はサイボーグ、1人は吸血鬼、1人は狼。見た目は3人とも良さそうなのに…。
テレビシリーズ完結編ということもあってか、1話から既にクライマックスか? ってくらいのクオリティ。その後もこれまでのシリーズで出てきた人物が登場するなど、集大成にふさわしい展開が続きました。最後はハッピーエンドで終わったけど、まだ続きそうな気がするなあ。後々劇場版とかOVAとかあるかもしれない。